2002年2月にオーストラリア(メルボルン)の大学院入学のため、私は遅くとも2001年9月までにコンピュータTOEFL(以下CBT)のライティング(以下ER・ペーパー版のTWEに相当)部門で5.0以上のスコアを提出するよう求められていました。
2000年にTOEFLの試験形式がCBTに改編されました。在学生がペーパー版を受験できるように取り計らってくれる大学もありましたが、私はその時点では、すでに学籍を離れ、一社会人。CBTを受験せざるを得ない状況にありました。2001年2月、CBTに初挑戦。結果はペーパー版のスコアに換算したところ、現役大学院生だった時に受験した成績を下回るものでした。
英語力はむしろ社会人になってからの方が上だという実感があったので、テスト対策を一から練り直す必要があると自己分析。しかし、CBTが登場して間もない時期であったため、市販の対策問題集の種類も乏しく、またCBT導入に際し、京都にて実施サイド(プロメトリック)が開催された説明会にも出席しましたが、自分のスコアアップのために直接役立つ情報を入手することはできませんでした。そこで、TOEFL対策を専門に扱う方と出会うべきだと考え、調査する中で、このアカデミーのことを知りました。私の場合、ただの語学力アップではなく、目標とするスコア、特にER部門で確実に5.0以上を取る、という明確な期限付き目標を持っていたので、このことを学校説明会に出席した際、確認。そのために知恵を提供できる方がおられる学校である、と判断し、通学を始めました。同じクラスには、現役大学生および海外の大学に入学を希望する高校生など、年齢、目的そしてレベルも異なる方々が一緒でした。ですが、講師の先生はコンサルテーションの時間を設け、また授業終了後も時間を割いて相談にのって下さり、各受講生の事情を深く理解した上で、自らの体験談も交えながら、それぞれのニーズに応じた指導を施して下さいました。
私の場合は、特にライティングの力を強化することがメインでした。ですから、択一式の問題演習のほか、日本人講師の方にいただいたトピックを持ち帰り、1週間でエッセイを提出。それをネイティブの講師の方に添削してもらい、翌週そのコメントを考慮に入れ、同じトピックで書き直しながら、並行して新トピックでの作文。成果がすぐに上がらないことに対し、苛立ちも覚えましたが、地道にこれを毎週繰り返しました。2001年8月の夏休みには本番同様に時間設定をし、それまでこなした課題をタイプしながら復習。これで、トピックを見て即座に頭の中で文章構成ができるようになりました。
その結果、8月末に受験したCBTで総合スコア・ERともに目標を達成しました。このアカデミーで受けた指導は、留学先での学位論文作成に大いに役立ったことは言うまでもなく、英語圏での日常生活にて、自分のことを誤解されない様、筋道を立てて説明する必要が生じた時、文書でも口頭においても、応用が効きました。おかげさまで、無事大学院修了が確定し、2003年10月に卒業式を迎える身となりました。